06/03/28 レポート:Phil ※原文を読む ( photographs by Phil Taylor)

■Peterborough
 観光地ではないけれど歴史的な町、素敵な村、壮麗な大聖堂やユニークな景色を有する地区を紹介しよう。このエリアに特別な名前があるわけではないが、ほぼイースト・アングリア(East Anglia)と呼ばれる地域で、ケンブリッジシャー(Cambridgeshire)、ラットランド(Rutland)、ハンティンドンシャー(Huntingdonshire)、リンカンシャー(Lincolnshire)、ノーフォーク(Norfolk)。という5つの地域を含む。

 まずはピーターバラ(Peterborough)。ロンドンのキングス・クロス駅から列車で45分ほどの小さな町はイギリスを南北に通る主要幹線の一つA1沿いにある。レンタカーで回るなら、まずはピーターバラからスタートするのが良いアイデアだ。町自体に大きな特徴はないが、13世紀の大聖堂とのその界隈の歴史ある地区は見る価値あり。教会の境内にはコーヒー・ショップと土産物屋もある。教会の西ゲートを出た場所はキャシードラル・スクエア(Cathedral Square)でギルドホール(過去に町が運営されていた場所)が真ん中に建っている。この広場では特にクリスマスシーズンなど、よく市場やフェアが開催されている。近くにはハリエッツ(Harriets)という新しい店があるが、ここではウェイトレスが白黒のユニフォームを着ており、カウンターにはケーキ・スタンド、豪華なアフタヌーン・ティーが用意されているオールド・ファッションなティールームだ。ピーターバラには古くて状態の良いパブはあまりないが、多くの店はおいしいリアル・エール(ビール)を出している。ブルアリー・タップ(Brewery Tap/ウェストゲート・ショッピングセンターのすぐ外)は特に有名で、多くの賞を獲得した様々な地ビールを作っている。

■the Fens
 ピーターバラから数分車を走らせるとフェンズ(the Fens)に到着する。広大で真っ平な土地が真直ぐな人工の排水路で隔てられ、土を盛った堤防で水が氾濫しないようになっている。このエリアの多くは海抜より低いので必要な対策だ。昔この地域はじめじめしていて沼地だったが耕作地を増やすため排水され、おかげでユニークで忘れられない風景となった。どこまでも平らな土地は空を果てしなく広く見せる。昔のフェンがどのようなものだったのか知るにはピーラーバラを出てすぐにあるフラッグ・フェン(Flag Fen)を訪れると良い。3000年前の人々がどのように暮らしていたかわかる。

■Crowland
ピーターバラの北にはクロウランド(Crowland)という小さな町があり、「フェンへの出入口」と言われている。小さい町だが歴史は7世紀にまで遡り、当時は湿地に浮かぶ島だった。いくつか魅力的なものがあるのだが、クロウランド修道院(Crowland Abbey/時に"Croyland"と綴られる)はホラ−映画に出てくる建物のよう。建物の右側はすべて崩れ落ちており、400年前に天井が落ちて以来修復されることはなかった。左手の部分は無事で未だに教会として使われている。この修道院からそれほど遠くないところにトリニティ橋(Trinity Bridge)がある。3つのアーチからなる三角形の橋で、そもそも3つの小さな川の上に建てられていた。現在は道の真ん中にあり、周囲とまったく調和していない。現在の石橋は14世紀に建てられたが今でも渡ることができる。

■Wisbech

 ピーターバラから北東には「フェンの中心地」ウィズビーチ(Wisbech)がある。見どころはブリンクス(The Brinks)と呼ばれる美しい18世紀のタウンハウス。2つある家並みのどちらも川に面しており、BBCの様々な歴史ドラマで使われた通りだ。町の周辺にもジョージ王朝時代のたくさんの美しい建築物あり、博物館が一つと素晴らしい教会がいくつか存在する。

  今紹介した町の他にもこのエリアには堂々とした家々や散歩に最適な多くのきれいな町や村がある。以前紹介したスタンフォードもピーターバラから車で30分ほどだ。

More information:
Flag Fen: http://www.flagfen.com/
Crowland Abbey: http://croylandabbey.co.uk/index.html
Peterborough Cathedral: http://www.peterborough-cathedral.org.uk/
Wisbech: http://www.wisbech-town.co.uk/


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